今年のふるさと納税は、数年前の水害で大きな被害を受けた球磨川流域自治体への支援という意味で、球磨焼酎「水鏡無私」を返礼品にされている熊本県人吉市に寄附をしました。
こちらが返礼品で届いた球磨焼酎「水鏡無私」です。




よく見たらこの焼酎を造られている松の泉酒造さんは人吉市ではなくあさぎり町にあるんですね。
では、さっそくいただきましょう。
テイスティンググラスに注いでみると華やかな吟醸香が広がって、これはいいですね。
続いてそのままストレートで飲んでみると、すっきりとした飲み口で、いくらでも飲めそうな感じです。
ロックにするとさらに飲みやすくなって、これはヤバいやつかも知れません( *´艸`)
最後にお湯割りしたところ、香りも口当たりもまろやかになって、これから寒くなってくる季節にはよいかもです。
この水鏡無私は、白麹と焼酎酵母を低温発酵させて減圧蒸留で作られているそうなので、この香りと味は納得です。
これを醸造されている「松の泉酒造」さんは明治時代に創業されて120年以上の歴史があるそうです。酒造りのこだわりとして、「精選 水鏡無私(今回飲んだ特別清水仕込みとは別の限定品です)」に使う原料米は、田んぼに水を濾過するため20トンの備長炭(!!)を敷き詰めた自家栽培の無農薬米だそうです。
また、蔵全体に36トンの備長炭(!!)を敷き詰めているそうです。凄いですね・・・
お酒の名前になっている「水鏡無私」は、「三国志」の一節「水鏡の能く物を窮めて怨無き所以は其の私無きを以てなり」に由来しているそうで、意味は「水鏡のようにものをよく見極めて何も怨むようなことがなければ私心や私欲がない」だそうです。
欲の塊の私には無縁の言葉かも・・・

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