2023年のふるさと納税は、数年前の水害で大きな被害を受けた球磨川流域自治体への支援という意味で、球磨焼酎「十年の転た寝」を返礼品にされている熊本県あさぎり町に寄附をしました。
前回の「萬屋次兵衛」から続いて、今年のふるさと納税「球磨焼酎」シリーズの第4弾です。
こちらが返礼品で届いた球磨焼酎「十年の転た寝」です。



では、さっそくいただきましょう。
テイスティンググラスに注いでみると、球磨焼酎らしい吟醸香の中に熟成されたまろやかな香りを感じます。
そのままストレートで飲んでみると、淡麗でやわらかな口当たりですが、旨みやコクと上品な甘みを感じます。前回いただいた萬屋次兵衛もそうでしたが熟成させたお酒は美味しいですね。
ロックにすると飲みやすさが加わってとてもいい感じです。
最後に蔵のHPで紹介されていた「焼酎:8、水:2」で割って熱燗にしたところ、香りが華やかに際立つ+甘みが引き出されてとても美味しかったです。これはイイですね!!
「十年の転た寝」は、昔ながらの石室でつくられる麹を使って、常圧蒸留で原料の良さを引き出した原酒を10年という長い時間かめ壺で熟成して造られています。
1000本限定生産になっていて、ラベルの右下にシリアルナンバーが記載されています。私がいただいたものはNo.120でした。
この焼酎を造られている「宮下酒造場」さんは創業が1896(明治29)で、創業者が木材の買い付けでこの場所に訪れていた際に、地元の方に「良い水と米がとれるので焼酎を造ってみないか」と誘われたのが始まりだそうです。

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