先日訪れた兵庫県朝来市にある「此の友酒造」で「日本酒伝統製法 柱仕込み 但馬」を購入しました。
それがこちら
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開栓してグラスに注いで、まずは香りと色から。
古酒のような穀物感のある芳醇な香りで、色も古酒のように黄金色をしています。
続いて口に含んでみると、米本来の旨味を感じることができて芳醇で濃厚なコクが感じられる力強い味なので、濃い味の食べ物にでも合わせることができそうです。
数日たってから飲んでみると力強い味が少し落ち着いていて、米焼酎の風味でしょうか、少し甘みが増したように思います。
これはコスパに優れた美味しいお酒だと思います。
このお酒の名前にもなっている「柱仕込み」ですが、これは江戸時代から行われていた日本酒の伝統的な製法の一つです。現在の日本酒造りでは、醪(もろみ)の最終段階で醸造アルコールを添加するのが一般的ですが、柱仕込みでは醸造アルコールの代わりに「焼酎」を添加します。
そしてこのお酒に添加している焼酎は自社で蒸留した米焼酎「天のひぼこ」だそうです。
このように江戸時代から続く伝統的な製法を再現していることから、「日本酒伝統製法」と冠しているようです。
このお酒を造っている此の友酒造(このともしゅぞう)は、兵庫県朝来市山東町に本社を構える、元禄3年(1690年)創業の老舗酒蔵で、三百余年にわたって手造り一筋に日本酒を醸し続けています。
この蔵で使用している酒米は、兵庫県産の厳選された「山田錦」や「五百万石」を使用しています。また、かつて栽培が途絶えた「強力」という酒米を但馬地方で復活させ、「但馬強力」を使用した日本酒も醸造しています。
仕込み水は、すべて但馬と丹波の境にそびえる粟鹿山(あわがやま)から湧き出る天然水を使用していて、洗米から仕込みまで全ての工程でこの天然水を使っているそうです。
とても美味しいお酒でした、ごちそうさまでした!!


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