会社を退職したあとに加入する健康保険をどうするかちょっと悩んだので、その調べたことの備忘録。任意継続健康保険って制度があるんですね。
退職後に加入できる健康保険
会社を退職して再就職しないので、健康保険は国民健康保険に切り替えることになると思ってましたが、退職時の説明会で「任意継続健康保険」というキーワードが出てきました。
ネットで調べたところ、退職後に加入する健康保険の選択肢は以下の3つがあることがわかりました。
①任意継続健康保険 ②国民健康保険 ③家族の健康保険(配偶者が会社勤めされているケースですね)
②と③は知っていますが、任意継続健康保険って何?ってなりました。
任意継続健康保険
で、初めて聞いた「任意継続健康保険」を調べたところ、勤めていた会社の健康保険に引き続き加入することで、受けることができるサービスも基本的に同等になるものでした。
保険料は退職時の標準報酬月額(基本給と各種手当の合計、賞与除く)に、住んでいる都道府県の保険料率(介護保険料率含む)を乗じた額になって、加入期間中に変動は基本的にありません。
また、保険料には上限があって自分が勤めていた会社の場合は
①資格喪失時の標準報酬月額 ②前年9月末日現在の全被保険者の標準報酬月額の平均額
のいずれか低い方となっていました。
ただ、会社勤めをしている間の保険料は事業主と本人で折半していますが、退職後は全額本人負担になるのでグッと増えて倍になります。
加入できる条件は以下の2つで、最大で2年間加入することができます。
①退職日までに健康保険の被保険者期間が継続して2ヵ月以上あること ②退職日の翌日(資格喪失日)から20日以内に継続加入の申請を提出すること
どれにしましょうか
まず「③家族の健康保険」がベストですが、配偶者も近々リタイア予定なのでやめておきました。
となると健保の施設が利用できたり、もしもの時の付加給付がある分「①任意継続健康保険」にしたいですが、保険料がどうなるかで決めようと思います。
任意継続の保険料は会社が教えてくれましたので、あとは国民健康保険料を調べてみたいと思います。
自分が住んでいる神戸市の場合はこちらのHPに概算の計算シートがあったので実際に計算したところ・・・
今年度の保険料:「①任意継続健康保険」より「②国民健康保険」の方がずいぶん高い 来年度の保険料:「①任意継続健康保険」より「②国民健康保険」の方が少し高い
となることがわかったので、来年度いっぱい「①任意継続健康保険」にすることにしました。
知りませんでしたが、いろんな制度があるんですねぇ。
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