東北ツアー(4日目・その4:瑞巌寺)

旅行・観光

夫婦そろって仕事をリタイアして時間がたっぷりできたので、いままで訪れたことのなかった東北地方(の南半分)に「紅葉」と「温泉」をテーマにして約2週間の旅行に行ってきました。
東北ツアーの4日目は日本三景の松島とその周辺の観光です。
「松島島巡り」に続いては、仙台伊達家の菩提寺「瑞巌寺」です。
東北ツアー 4日目・その3:松島島巡り からの続きです)
 

瑞巌寺 標柱
瑞巌寺 標柱
観光船の乗り場から道路を挟んですぐの場所に瑞巌寺の入り口があります。
瑞巌寺 総門
瑞巌寺 総門
総門を入って右手に瑞巌寺の紹介がありました。
瑞巌寺 参道
200mくらいの参道が瑞巌寺までまっすぐ続いています。
参道脇の杉の木
瑞巌寺入り口にある延命地蔵
瑞巌寺 延命地蔵と紅葉
延命地蔵と紅葉がいい感じです。
入り口で拝観料を支払って、瑞巌寺の境内に入りました。
正面には中門があって、その先に本堂があります。
中門から先は立ち入り禁止になっていて、右側にある庫裡を通って本堂の中を拝観することになります。
こちらが庫裡で国宝になります。
瑞巌寺 庫裡
庫裡を正面から。

庫裡、本堂、宝物殿のいずれも内部は撮影禁止でした。
本堂は特に造りや襖絵などが美しくて、写真に撮れなかったのが残念でした。

本堂の見物を終えて中門に戻ってきました。

瑞巌寺 中門
中門
中門から本堂を見てみましょう。
瑞巌寺 本堂
こちらが本堂
庭も枯山水風ですね。
境内入り口あたりにある法身窟
瑞巌寺 法身窟
宋より帰国した法身性西禅師と、諸国行脚中の鎌倉幕府執権・北条時頼公が出会ったところと伝えられているそうです。
瑞巌寺 洞窟遺跡群と西国三十三観音
参道の北側にある洞窟遺跡群。
洞窟の壁面には供養塔や五輪塔が多数あって供養場として使用されていたそうです。
また、洞窟の前には西国三十三観音がずらっと並んでいて、こちらに参れば西国三十三箇所巡礼をしたのと同じご利益があるそうです。

 

瑞巌寺 御朱印
瑞巌寺 御朱印
瑞巌寺五大堂 御朱印
先ほど参拝した「五大堂」の御朱印もこちらでいただけます。


瑞巌寺の歴史は、9世紀初頭に開創されてから奥州藤原氏や鎌倉幕府に庇護されてきましたが戦国時代に一時荒廃したそうです。
その後仙台を治めた伊達政宗公が仙台城の築城と併せて瑞巌寺を復興させて、伊達家の菩提寺として栄えたそうなのですが、明治維新後の廃仏毀釈運動の影響で再び荒廃することとなりました。
その後明治天皇の東北巡幸の際に瑞巌寺が行在所となったことから(本堂に天皇が滞在した部屋がありました)、再び復興することになり、平成30年(2018年)に平成の大修理が完了して、伊達政宗公が完成させた創建当時の姿に甦ったそうです。

瑞巌寺参拝のあとは、そのお隣にある「圓通院」を参拝したいと思います。
東北ツアー4日目・その5:圓通院 に続きます)
 


瑞巌寺HP

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