夫婦そろって仕事をリタイアして時間がたっぷりできたので、いままで訪れたことのなかった東北地方(の南半分)に「紅葉」と「温泉」をテーマにして約2週間の旅行に行ってきました。
東北ツアーの6日目は岩手県の南の方を観光します。
今日最初の観光は「猊鼻渓舟下り」です。
(東北ツアー5日目・その6:晩ご飯 居酒屋こまつ からの続きです)
「猊鼻渓」は、岩手県を流れる北上川の支流で緩やかに流れる砂鉄川沿いに高さ50m以上の石灰岩の白っぽい崖が2km以上続く渓谷で、日本百景にも選ばれている天然記念物になります。
「猊鼻渓舟下り」は、砂鉄川を船頭さんが竿一本で操る舟で90分ほどかけて往復します。
竿一本で往復するのは日本で唯一だそうです。
ホテルのある一関から車で20分ほどで猊鼻渓舟下りの舟乗り場に到着。


船頭さんが竿一本で操るので、モーターは付いていません。
いよいよ舟下りのスタートです。
まずは舟乗り場から上流に向かいます。
砂鉄川の流れはとても緩やかで水深も浅いので、竿だけで川を往復できるそうです。

まずは上流に向かって進んでいきます。
このあたりはまだ急峻な崖は見られません。




そうこうしているうちに急峻な崖が見えてきました。



舟から賽銭箱にお賽銭を投げ込んで、うまく入れば良いことがあるとかないとか。
両岸がとても高い崖になりました。
いい眺めです。

(船尾に座っているので、進行方向と逆を向いています)




舟乗り場から800mくらい上流にある船着き場に30分ほどで到着。
20分ほど散策する時間がとられていて、船着き場からさらに上流に向かって歩いていきます。












船着き場に戻ってからが本当の舟下り(川下り)になります。
舟下りのおよそ30分ほどを動画に撮ってみました。
動画の9:00あたりから始まる船頭さんの歌う「猊鼻追分」は、ゆったりと川を下りながら聞いていると、とってもいい雰囲気でした。
舟下りはあまり期待してなかったのですが、実際に体験してみるととてもいい感じでした。
ツアーの計画に入れておいてよかったです。
猊鼻渓舟下りに続いては、奥州藤原氏の三代秀衡公が宇治平等院の鳳凰堂を模して建立した阿弥陀堂があった「無量光院跡」に向かいます。
(東北ツアー6日目・その2:無量光院跡 に続きます)
今回の東北ツアーの観光コースは、「るるぶ ドライブ東北 ベストコース」を参考にしていて、今日の観光はコースNo.10になります。
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