夫婦そろって仕事をリタイアして時間がたっぷりできたので、いままで訪れたことのなかった東北地方(の南半分)に「紅葉」と「温泉」をテーマにして約2週間の旅行に行ってきました。
東北ツアーの6日目は岩手県の南の方を観光します。
「猊鼻渓舟下り」に続いては、奥州平泉にある「無量光院跡」です。
(東北ツアー6日目・その1:猊鼻渓 からの続きです)
「猊鼻渓」で舟下りを楽しんでから、車で20分ちょっとで「無量光院跡」に到着しました。
この「無量光院跡」は、奥州藤原氏の三代秀衡公が、宇治平等院の鳳凰堂を模して建立した阿弥陀堂と、その周囲を取りまく池を中心に伽藍が構成された寺院跡だそうです。(当時の建物は残っていません)
また、阿弥陀堂の後方には金鶏山を中央にした、なだらかな山並みが連なっていて、当時の美しかった庭園を想像することができます。


奥州藤原氏が栄華を極めていた平安~鎌倉時代に、ここに平等院鳳凰堂を模した阿弥陀堂が建っていたんですね。
この眺めを動画でも撮ってみました。
無量光院跡に当時の建物は残っていませんでしたが、敷地は綺麗に整備・保存されていて、池に水が張られていたので、なんとなく当時の姿を想像することができました。
宇治の平等院も池の中央に鳳凰堂が建っていて鳳凰堂が池に映る眺めは素晴らしいですが、きっとそんな眺めだったんでしょうね。
無量光院跡で奥州藤原氏の栄華に思いを馳せたあとは、金色堂で有名な「中尊寺」に向かいます。
(東北ツアー6日目・その3:中尊寺 に続きます)
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