夫婦そろって仕事をリタイアして時間がたっぷりできたので、いままで訪れたことのなかった東北地方(の南半分)に「紅葉」と「温泉」をテーマにして約2週間の旅行に行ってきました。
東北ツアーの6日目は岩手県の南の方を観光します。
前回に引き続き、金色堂で有名な「中尊寺」を観光します。
(東北ツアー6日目・その3:中尊寺 前編 からの続きです)
中尊寺 本堂を参拝したあとは、金色堂を目指して先に進みます。

金色堂の手前、本堂から200mほどの場所にあります。
こちらは奥州藤原氏の残した文化財を収蔵する宝物館で、平安期の諸仏、国宝中尊寺経、奥州藤原氏の御遺体の副葬品などが納められています。

この建物の中は撮影禁止なので写真はありませんが、入り口入ってすぐのところにある3体の仏像は結構見ごたえがありました。


参道入り口から1km弱でようやく中尊寺金色堂に到着。
ほんとに広い境内ですね。

ピカピカの金色堂は奥の建物の中にあります。

金色堂は今まで教科書やTVなどでは見たことがありましたが、実物を見ると細かいところまで綺麗に細工が施されているのがわかって、とても美しかったです。(ほんとに金ピカですね)
奥州藤原氏がとても繁栄していたことを実感することができました。
ただ、撮影禁止だったのが残念。

ここで御朱印帳を購入すると先頭に見開きで直書きしてもらえますが、そうでない場合は書置きの御朱印をいただくことになります。
念願の金色堂見物を済ませて、まだ見物していない中尊寺のエリアを巡ります。

金色堂のすぐ傍にあります。

芭蕉はここで「五月雨の 降残してや 光堂」と詠んだとされています

手前の石碑には何が書いてあるのでしょうか?私には読めませんでした・・・

芭蕉句碑の傍にあります。

この建物は金色堂を風雪から護るために、正応元年(1288)鎌倉幕府によって建てられたと伝えられる5間4方の堂。
1963年の新覆堂建築にともなって、この場所に移されたそうです。



重要文化財に指定されている野外能楽殿もあるようなので、見に行ってみましょう。




中尊寺の北方を鎮守するため建てられたそうです。



中尊寺は想像以上に規模が大きくて、平安時代から栄えていた平泉や奥州藤原氏の歴史を知ることができましたし、一度見て見たかった金色堂も見ることができたので訪れてとてもよかったです。
続いては、これも奥州藤原氏が残した「毛越寺」を訪れたいと思います。
(東北ツアー6日目・その5:毛越寺 に続きます)
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