夫婦そろって仕事をリタイアして時間がたっぷりできたので、いままで訪れたことのなかった東北地方(の南半分)に「紅葉」と「温泉」をテーマにして約2週間の旅行に行ってきました。
東北ツアーの6日目は岩手県の南の方を観光します。
「中尊寺」に続いては、「毛越寺」を観光します。
(東北ツアー6日目・その4:中尊寺 後編 からの続きです)
毛越寺の歴史は、嘉祥3年(850)に「慈覚大師円仁」がこの地を訪れた際に薬師如来からのお告げを受けて開山した「嘉祥寺」が始まりで、それを藤原氏二代基衡(もとひら)から三代秀衡(ひでひら)の時代に多くの伽藍が造営されたそうです。その当時は堂塔40僧坊500を数え「中尊寺」をしのぐほどの規模と華麗さであったといわれているそうです。
そんな毛越寺ですが、奥州藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭ってすべての建物が焼失したのですが、「大泉が池」を中心とする浄土庭園はとても美しく、平成元年には平安様式の新本堂が建立されたそうです。

駐車場に毛越寺の案内図があります。


こちらが毛越寺の入り口になります。









動画でも撮ってみた。


毛越寺を開いた慈覚大師円仁をまつる堂



毛越寺の遣水は平安時代の遺構だそうです。この遣水を舞台に毎年新緑の頃に「 曲水(ごくすい)の宴」が開催されるそうなので、見てみたいですね。







毛越寺の浄土庭園は噂通りのとても美しくしい眺めでした。
これでもっと紅葉していれば最高の眺めだったでしょうね。
「毛越寺」で今日の観光は終了です。
続いては、源泉かけ流しの温泉で今日の旅の疲れを流したいと思います。
(東北ツアー6日目・その6:薬師堂温泉 に続きます)
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