東北ツアー(11日目・その1:本間美術館)

旅行・観光

夫婦そろって仕事をリタイアして時間がたっぷりできたので、いままで訪れたことのなかった東北地方(の南半分)に「紅葉」と「温泉」をテーマにして約2週間の旅行に行ってきました。
東北ツアーの11日目は酒田市内で観光してからちょっとだけ秋田県に入って、また山形県に戻りながら観光をしたいと思います。
今日最初の観光は大正ロマンを感じる建物と庭園が美しい「本間美術館」の「清遠閣(せいえんかく)」と「鶴舞園(かくぶえん)」を訪れます。(美術館は展示替えのため入れませんでした)
東北ツアー10日目・その5:晩ご飯 とらさん からの続きです)

本間美術館 鶴舞園

鶴舞園は鳥海山を借景とする池泉回遊式庭園で、池の中島に鶴が舞い降りたことから名づけらたそうです。庭園には北前船が運んできた佐渡の赤玉石や伊予の青石などが配されていて、秋は紅葉が美しい風情豊かな庭園です。

本間美術館 庭園案内
庭園の入り口に案内図がありました。
では庭園に入っていきましょう。
階段を上がったところから、芝門越しに清遠閣が見えます。
本間美術館 鶴舞園
あずまや
本間美術館 鶴舞園
池越しの中島。この中島に鶴が舞い降りて鶴舞園になったんですね。
また、写真中央やや右側がV字になるように植木が剪定されていますが、晴れていたらこの先に鳥海山が見えるそうです。天気が悪くて残念です。
あと、紅葉もまだまだですね・・・
本間美術館 鶴舞園
中島にかかる太鼓橋
本間美術館 鶴舞園
中島の松
本間美術館 鶴舞園
庭門
庭門を抜けて右側に清遠閣があります。

 

本間美術館 清遠閣

清遠閣は、庄内藩主酒井侯が領内巡視をする際の休憩所としてつくられたもので、1925年(大正14年)には昭和天皇がご宿泊されるなど、酒田の迎賓館としても使用されてきたそうです。

本間美術館 清遠閣
清遠閣の入り口
それでは清遠閣に入ってみましょう。
入って右手に広間があって、そこから鶴舞園を見渡すことができます。
本間美術館 清遠閣
なんかいい雰囲気です。
本間美術館 清遠閣
構図を変えてもう1枚。
中国明時代の絵画「李白観瀑図・周茂叔愛蓮図」
2階に上がる階段
本間美術館 清遠閣
階段には欅の一枚板をくりぬいて作られた梅の欄間がありますが、壁に映る欄間の影の中に一羽のウグイスが浮かび上がっています。
本間美術館 清遠閣
2階に上がった広間も、これまたいい雰囲気です。
金色に輝く浮雲が見える壁紙
天井から下がっている電灯も歴史を感じますね。
天井から下がっている電灯も歴史を感じますね。
本間美術館 清遠閣
天井から下がっている電灯も歴史を感じますね。
そしてここから見下ろす鶴舞園もいい眺めです。
窓に近づいてみると
鶴舞園がよく見えます。

清遠閣の見物を終えて外に出ます。

棟続きで茶室がありました。
本間美術館 清遠閣
鶴舞園から見た清遠閣
歴史を感じる立派な建物ですね。

酒田市に来たら、鶴舞園と清遠閣は必ず見ておくべきですね。
続いては、同じく酒田市内にある「山居倉庫」に向かいます。
東北ツアー11日目・その2:山居倉庫 に続きます)
 


本間美術館公式サイト

 


今回の東北ツアーの観光コースは、「るるぶ ドライブ東北 ベストコース」を参考にしていて、今日の観光はコースNo.15になります。


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