丹波篠山もみじ三山の「文保寺」「大國寺」「高蔵寺」で紅葉狩りを楽しんだあとは、篠山城とその城下町をを観光したいと思います。
城下町の観光ルートは「御徒士町武家屋敷群」→「小西のパン」→「鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵」→「王地山まけきらい稲荷」→「河原町妻入商家群」→「大正ロマン館」で、篠山城跡を中心に左下から時計回りに巡る予定です。
(丹波篠山市 城下町周辺観光MAP)
「御徒士町武家屋敷群・小西のパン」に続いては、お城の北側にある「鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵」に向かいます。
(丹波篠山観光(その3):御徒士町武家屋敷群・小西のパン からの続きです)
丹波篠山百景館
小西のパンで黒豆パンが買えずガックリしながら歩いていると、「丹波篠山百景館」というお土産屋さんがあったので立ち寄ってみたところ、さすが丹波篠山ということもあって「黒豆」に関するお土産がたくさん売っていました。
そこで、「アインコルン」というパン屋さんの「黒豆パン」を見つけたので思わず購入しました。
その他にも「黒豆ケーキ」や「黒豆羊羹」も美味しそうだったので一緒に購入しました。
お土産の買い物を済ませて店を出たところに八百屋さんがあったので、どんな野菜を売っているのか覗いてみたところ、丹波篠山産の「松茸」を売ってました。

さすが丹波篠山やなぁと思いながら、お値段をよく見たところ・・・

観光客がお土産で買って帰るのでしょうか?
鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
国産松茸のお値段に衝撃を受けながら歩いていると、目的の「鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵」に到着しました。
こちらの施設は、江戸時代のたたずまいや丹波杜氏の伝統、日本酒の昔ながらの製造方法を知ってもらうことを目的として、2001年に酒蔵見学施設「ほろ酔い城下蔵」をオープンしたものです。


この建物は鳳鳴酒造が創業した江戸時代後期の寛政9年(1797年)に建築されたもので、昭和50年(1975年)に酒造りを味間蔵に集約するまでは実際にこの場所で酒造りをしていました。


蒸して熱くなった米を冷やす機械。蒸(ふか)した酒米に、風を当てて水分を蒸発させて温度を下げます。

米を蒸すための場所です。

ここで精白した酒米についている糠を洗い流します。

水につけて吸水させた酒米を甑に入れ、大釜の上に乗せて蒸します(甑の底に蒸気を通す穴が開いています)。


この中で日本酒の発酵が進んでいきます。
鳳鳴酒造では、発酵中のお酒に音楽を聞かせることでまろやかで口当たりの良い「夢の扉」シリーズのお酒があります。
音の振動が醪(もろみ)の中の酵母菌を活性化するとありますが、本当なんでしょうか?


モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550 第1楽章

ベートーベン:交響曲第6番 田園
ほかにも、丹波篠山の民謡「デカンショ節」を聞かせた「夢の扉 普通酒」があるそうです。


酒蔵見学は以上で、売店に戻ってお土産を買おうと思います。

定番商品であれば試飲もできます。

お土産に音楽を聞かせたお酒を買おうと思いましたが残念ながら売り切れだったので、純米吟醸のひやおろしを購入しました。
ということで、「丹波篠山百景館」と「鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵」で購入したお土産はこちらです。

続いては、篠山城跡から東に少し離れたところにある「王地山 まけきらい稲荷」に向かいます。
(丹波篠山観光(その5):王地山 まけきらい稲荷 に向かいます)
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