丹波篠山観光(その4):鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵

お酒

丹波篠山もみじ三山の「文保寺」「大國寺」「高蔵寺」で紅葉狩りを楽しんだあとは、篠山城とその城下町をを観光したいと思います。
城下町の観光ルートは「御徒士町武家屋敷群」→「小西のパン」→「鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵」→「王地山まけきらい稲荷」→「河原町妻入商家群」→「大正ロマン館」で、篠山城跡を中心に左下から時計回りに巡る予定です。
丹波篠山市 城下町周辺観光MAP

「御徒士町武家屋敷群・小西のパン」に続いては、お城の北側にある「鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵」に向かいます。
丹波篠山観光(その3):御徒士町武家屋敷群・小西のパン からの続きです)

丹波篠山百景館

小西のパンで黒豆パンが買えずガックリしながら歩いていると、「丹波篠山百景館」というお土産屋さんがあったので立ち寄ってみたところ、さすが丹波篠山ということもあって「黒豆」に関するお土産がたくさん売っていました。
そこで、「アインコルン」というパン屋さんの「黒豆パン」を見つけたので思わず購入しました。
その他にも「黒豆ケーキ」や「黒豆羊羹」も美味しそうだったので一緒に購入しました。


丹波篠山百景館公式サイト

 




お土産の買い物を済ませて店を出たところに八百屋さんがあったので、どんな野菜を売っているのか覗いてみたところ、丹波篠山産の「松茸」を売ってました。

丹波篠山産松茸
八百屋さんの軒先に普通に並んでいた丹波篠山産の松茸

さすが丹波篠山やなぁと思いながら、お値段をよく見たところ・・・

丹波篠山産松茸
お値段なんと「7万円!!」
観光客がお土産で買って帰るのでしょうか?

 

鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵

国産松茸のお値段に衝撃を受けながら歩いていると、目的の「鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵」に到着しました。
こちらの施設は、江戸時代のたたずまいや丹波杜氏の伝統、日本酒の昔ながらの製造方法を知ってもらうことを目的として、2001年に酒蔵見学施設「ほろ酔い城下蔵」をオープンしたものです。

鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
ほろ酔い城下蔵の軒先に大きな杉玉がぶら下がっています。
鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵の建物外観

この建物は鳳鳴酒造が創業した江戸時代後期の寛政9年(1797年)に建築されたもので、昭和50年(1975年)に酒造りを味間蔵に集約するまでは実際にこの場所で酒造りをしていました。

鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
とうことで、昔の酒蔵を見学したいと思います。
鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
放冷機
蒸して熱くなった米を冷やす機械。蒸(ふか)した酒米に、風を当てて水分を蒸発させて温度を下げます。
鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
釜場
米を蒸すための場所です。
鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
洗米場
ここで精白した酒米についている糠を洗い流します。
鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
甑(こしき)
水につけて吸水させた酒米を甑に入れ、大釜の上に乗せて蒸します(甑の底に蒸気を通す穴が開いています)。
鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
順路に従って進んでいきます。
鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
仕込みタンクが並んでいます。
この中で日本酒の発酵が進んでいきます。

鳳鳴酒造では、発酵中のお酒に音楽を聞かせることでまろやかで口当たりの良い「夢の扉」シリーズのお酒があります。
音の振動が醪(もろみ)の中の酵母菌を活性化するとありますが、本当なんでしょうか?

鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
仕込みタンクにスピーカーが取り付けられた「音楽振動醸造装置」
モーツァルト交響曲第40番を聞かせた「夢の扉 純米吟醸」

モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550 第1楽章

 

ベートーベン交響曲第6番「田園」を聞かせた「夢の扉 本醸造」

ベートーベン:交響曲第6番 田園

ほかにも、丹波篠山の民謡「デカンショ節」を聞かせた「夢の扉 普通酒」があるそうです。

 

鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
ラストはできあがったお酒を貯蔵しておく「貯蔵タンク」
鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
仕込みタンク、貯蔵タンクが並んでいます。

酒蔵見学は以上で、売店に戻ってお土産を買おうと思います。

鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
いろんな日本酒が並んでいます。
定番商品であれば試飲もできます。
鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵
日本酒以外にもリキュールなども並んでいました。

お土産に音楽を聞かせたお酒を買おうと思いましたが残念ながら売り切れだったので、純米吟醸のひやおろしを購入しました。
 

ということで、「丹波篠山百景館」と「鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵」で購入したお土産はこちらです。

丹波黒豆パン、黒豆ケーキ、黒豆羊羹、鳳鳴 純米吟醸 ひやおろし


続いては、篠山城跡から東に少し離れたところにある「王地山 まけきらい稲荷」に向かいます。
丹波篠山観光(その5):王地山 まけきらい稲荷 に向かいます)
 


鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵(丹波篠山市公式観光サイト)

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