丹波篠山もみじ三山の「文保寺」「大國寺」「高蔵寺」で紅葉狩りを楽しんだあとは、篠山城とその城下町をを観光したいと思います。
城下町の観光ルートは「御徒士町武家屋敷群」→「小西のパン」→「鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵」→「王地山まけきらい稲荷」→「河原町妻入商家群」→「大正ロマン館」で、篠山城跡を中心に左下から時計回りに巡る予定です。
(丹波篠山市 城下町周辺観光MAP)
「鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵」に続いては、お城のから少し東に離れたところにある「王地山 まけきらい稲荷」に向かいます。
(丹波篠山観光(その4):鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵 からの続きです)
「鳳鳴酒造 ほろ酔い城下蔵」から徒歩10分ちょっとで「王子山 まけきらい稲荷」に到着。
この「まけきらい稲荷」の由来は以下の通りです。
昔、篠山藩の藩主であった青山忠裕公が江戸幕府の老中を務めていた頃、毎年恒例の将軍様御上覧の大相撲で、篠山藩の力士はいつも負けてばかりいました。
ある年の春場所のこと、篠山から来たという王地山平左衛門ら8名の力士が土俵に上がると、連戦連勝してしまったのです。
「負けず嫌い」の殿様は大変喜び、彼らに褒美を与えようとしましたが、どこを探しても見当たりません。後で調べてみると、なんと彼らは全員、領内に祀られているお稲荷さんの名前だったのです。
「きっとお殿様をお助けしようと、お稲荷さんたちが江戸にのぼったのでございましょう。」と家臣が言うと、殿様も納得し、お稲荷さんたちに感謝するため、それぞれの稲荷に幟や絵馬を奉納しました。
これが「まけきらい稲荷」の起こりと言われています。以来、大勝利守護の稲荷として、五穀豊穣、招福除災、商売繁盛、そして合格成就の神として広く信仰を集めています。


階段は200段以上あるそうで・・・












「王子山 まけきらい稲荷」に続いては、少し南に下ったところにある「河原町妻入商家群」に向かいます。
(丹波篠山観光(その6):河原町妻入商家群 に続きます)
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