今から30年近く前に北海道のHTBで放送されていた、マニアの間では今でも伝説の番組と言われている「水曜どうでしょう」という番組がありました。
その番組の企画で
「引いたカードに書かれている北海道の市町村を車で訪れて、その市町村のカントリーサイン(市町村の境界を示す看板)を見つけたら、次の行先の市町村をまたカードを引いて決める」
というのを繰り返して2泊3日で全ての市町村の「カントリーサイン」を見て回るという「北海道212市町村カントリーサインの旅」というものがありました。
「水曜どうでしょう」好きの私としては、その企画を見て兵庫県でカントリーサインの旅をやってみようと思い立ったのが今から20年近く前でしたが、当時は時間もあまりなかったこともあって中断していました。
で、夫婦そろって仕事をリタイアして時間ができたので、カントリーサインの旅を再開しようということになり、せっかく時間もあるので、ただカントリーサインだけを見てまわるのはもったいないので、その市町で観光できそうなところがあればそこも訪れる形でやり直すことにしました。
ということで、兵庫県41市町カントリーサインの旅の第2弾です。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その1:福崎町)からの続きです)
No.02 三木市
カントリーサインの旅で2番目に引いたカードは「三木市」でした。

三木市で思いつくのは、日本酒好きとしては「山田錦」ということで「山田錦の館」とそこに併設されている天然温泉の「よかたん」、さらに温泉の色が有馬温泉に近い天然温泉「湯庵」です。
山田錦の館
山田錦の館は、地元産の野菜・特産物の販売、酒米ミュージアム、地元産山田錦を使った日本酒の試飲・販売を行っている施設です。
この施設がある「吉川町」は酒造好適米「山田錦」の「特A地区」産地に指定されていて、三木市は「山田錦」の生産量日本一になっています。






天然温泉 よかたん
よかたんは「山田錦の館」の隣にある日帰り温泉施設で、温泉の源泉は2種類あります。
1つめは人気の源泉掛け流しで含二酸化炭素・ナトリウム—塩化物・炭酸水素塩強塩泉。薄茶色でとてもしょっぱいです。湯温はぬるめなので長時間入れますが、高張性なので入り過ぎは体によくないです。10分~20分くらいが適当と張り紙がありましたが、それでもずっと入っている人もいて常に混雑していましたので、週末など人が多いときは入るのがかなり難しそうです。
2つめはナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉。色は透明で味はほとんどしませんが少し消毒の塩素臭があります。こちらのお湯は入った瞬間に肌がツルッツルになる美肌の湯です。
泉質の良い温泉に、さらにサウナもあって800円で入れるので、週末はいつも大混雑する人気の施設です。






天然温泉 湯庵
天然温泉 湯庵のお湯は鉄分を多く含んだ黄褐色で有馬温泉と似ていることから、源泉名が「金の湯」と名付けられた天然温泉です。





ということで、カントリーサインの旅 2か所目の「三木市」を塗ることができました。

カントリーサインの旅、次に引いたカードは「市川町」でした。
残る市町の数は39です。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その3:市川町) に続きます)
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