今から30年近く前に北海道のHTBで放送されていた、マニアの間では今でも伝説の番組と言われている「水曜どうでしょう」という番組がありました。
その番組の企画で
「引いたカードに書かれている北海道の市町村を車で訪れて、その市町村のカントリーサイン(市町村の境界を示す看板)を見つけたら、次の行先の市町村をまたカードを引いて決める」
というのを繰り返して2泊3日で全ての市町村の「カントリーサイン」を見て回るという「北海道212市町村カントリーサインの旅」というものがありました。
「水曜どうでしょう」好きの私としては、その企画を見て兵庫県でカントリーサインの旅をやってみようと思い立ったのが今から20年近く前でしたが、当時は時間もあまりなかったこともあって中断していました。
で、夫婦そろって仕事をリタイアして時間ができたので、カントリーサインの旅を再開しようということになり、せっかく時間もあるので、ただカントリーサインだけを見てまわるのはもったいないので、その市町で観光できそうなところがあればそこも訪れる形でやり直すことにしました。
ということで、兵庫県41市町カントリーサインの旅の第3弾です。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その2:三木市)からの続きです)
No.03 市川町
カントリーサインの旅で3番目に引いたカードは「市川町」でした。

市川町の観光スポットが思いつかなかったのでネットで調べてみたところ、「橋本忍」という映画の有名な脚本家が市川町出身で、その記念館が市川町文化センターにあるそうなので、そこを訪れることにしました。
「橋本忍」は1918(大正7)年に現在の市川町鶴居に生まれ、1950(昭和25)年、黒澤明監督「羅生門」でデビューしてヴェネチア国際映画祭獅子賞を受賞。日本映画として初めて国際映画祭でグランプリを獲得したそうです。
その後松本清張作品の映画化など映画史上に残る名作・話題作を手掛け、日本映画の黄金期を築くとともに、世界的にも認められているシナリオライターの第一人者だそうです。




建物の中に入ったところに橋本忍記念館がありました。

脚本などたくさんの資料が展示されています。





凄いですね・・・

ということで、カントリーサインの旅 3か所目の「市川町」を塗ることができました。

カントリーサインの旅、次に引いたカードは「明石市」でした。
残る市町の数は38です。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その4:明石市 前編) に続きます)
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