今から30年近く前に北海道のHTBで放送されていた、マニアの間では今でも伝説の番組と言われている「水曜どうでしょう」という番組がありました。
その番組の企画で
「引いたカードに書かれている北海道の市町村を車で訪れて、その市町村のカントリーサイン(市町村の境界を示す看板)を見つけたら、次の行先の市町村をまたカードを引いて決める」
というのを繰り返して2泊3日で全ての市町村の「カントリーサイン」を見て回るという「北海道212市町村カントリーサインの旅」というものがありました。
「水曜どうでしょう」好きの私としては、その企画を見て兵庫県でカントリーサインの旅をやってみようと思い立ったのが今から20年近く前でしたが、当時は時間もあまりなかったこともあって中断していました。
で、夫婦そろって仕事をリタイアして時間ができたので、カントリーサインの旅を再開しようということになり、せっかく時間もあるので、ただカントリーサインだけを見てまわるのはもったいないので、その市町で観光できそうなところがあればそこも訪れる形でやり直すことにしました。
ということで、兵庫県41市町カントリーサインの旅の第10弾です。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その9:加古川市) からの続きです)
No.09 高砂市
カントリーサインの旅 9番目に引いたカードは「高砂市」でした。

高砂市の観光はどこに行こうかとネットで調べてみたら、「歴史的景観地区」というものがあってそこを巡るモデルコース(高砂市観光交流局)があったので、それを参考にしてみました。
この「歴史的景観地区」は、高砂市が「北前船寄港地・船主集落」に認定されたことにより整備されたようです。
こちらが歴史的景観地区周辺のマップです。

南堀川の港遺構
碁盤目状の町割りを囲む江戸時代の運河だそうです。




工楽松右衛門旧宅
江戸時代後期の商家で、港の改修や松右衛門帆の発明などを行った工楽家の住宅です。

工楽松右衛門旧宅の1階はこんな雰囲気です。




工楽松右衛門旧宅の2階はこんな雰囲気です。


工楽松右衛門旧宅の庭はこんな雰囲気です。


三連蔵
明治時代の土蔵で、三棟の蔵が連続して建てられています。

申義堂
江戸時代に建てられた学問所で町の子どもが学んでいました。

十輪寺
十輪寺は815年(弘仁6年)に弘法大師の勅命により創建されたと伝わっています。





寺務所に行って御朱印をお願いすると、本堂に案内していただけました。

本堂の中はこんな雰囲気です。



(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その11:高砂市 後編) に続きます)
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