今から30年近く前に北海道のHTBで放送されていた、マニアの間では今でも伝説の番組と言われている「水曜どうでしょう」という番組がありました。
その番組の企画で
「引いたカードに書かれている北海道の市町村を車で訪れて、その市町村のカントリーサイン(市町村の境界を示す看板)を見つけたら、次の行先の市町村をまたカードを引いて決める」
というのを繰り返して2泊3日で全ての市町村の「カントリーサイン」を見て回るという「北海道212市町村カントリーサインの旅」というものがありました。
「水曜どうでしょう」好きの私としては、その企画を見て兵庫県でカントリーサインの旅をやってみようと思い立ったのが今から20年近く前でしたが、当時は時間もあまりなかったこともあって中断していました。
で、夫婦そろって仕事をリタイアして時間ができたので、カントリーサインの旅を再開しようということになり、せっかく時間もあるので、ただカントリーサインだけを見てまわるのはもったいないので、その市町で観光できそうなところがあればそこも訪れる形でやり直すことにしました。
ということで、兵庫県41市町カントリーサインの旅の第27弾です。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その26:たつの市 その3) からの続きです)
No.12 たつの市
龍野城
龍野城は室町時代末期の1499年(明応8年)に標高約212mの鶏籠山(けいろうざん)の山頂に築かれたのが始まりとされています。
その後、1577年(天正5年)に豊臣秀吉の播磨平定により落城しましたが、江戸時代に入り、1672年(寛文12年)に脇坂氏が飯田から龍野に入封し、山麓に新たな城を築いたのが現在の龍野城になります。
明治時代に城の建物は取り壊されましたが、1979年(昭和54年)に本丸御殿、多聞櫓、埋門、隅櫓などが復元されて今の姿になりました。














城主の部屋でしょうか。


地元たつの市出身の龍画家 出口龍憲氏の作品だそうです。
龍野城を見学したあとは、龍野城下町を散策します。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その28:たつの市 その5)に続きます)
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