今から30年近く前に北海道のHTBで放送されていた、マニアの間では今でも伝説の番組と言われている「水曜どうでしょう」という番組がありました。
その番組の企画で
「引いたカードに書かれている北海道の市町村を車で訪れて、その市町村のカントリーサイン(市町村の境界を示す看板)を見つけたら、次の行先の市町村をまたカードを引いて決める」
というのを繰り返して2泊3日で全ての市町村の「カントリーサイン」を見て回るという「北海道212市町村カントリーサインの旅」というものがありました。
「水曜どうでしょう」好きの私としては、その企画を見て兵庫県でカントリーサインの旅をやってみようと思い立ったのが今から20年近く前でしたが、当時は時間もあまりなかったこともあって中断していました。
で、夫婦そろって仕事をリタイアして時間ができたので、カントリーサインの旅を再開しようということになり、せっかく時間もあるので、ただカントリーサインだけを見てまわるのはもったいないので、その市町で観光できそうなところがあればそこも訪れる形でやり直すことにしました。
ということで、兵庫県41市町カントリーサインの旅の第30弾です。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その29:たつの市 その6) からの続きです)
No.13 多可町
カントリーサインの旅で13番目に引いたカードは「多可町(たかちょう)」でした。

多可町は、兵庫県中部の多可郡に位置する自然豊かな町で、2005/11/1に、中町・加美町・八千代町の3町が合併して誕生しました。
多可町は中国山地の中にあって町の約80%が山林に覆われています。
町内には、笠形山(939m)や千ヶ峰(1005m)などの山々があり、登山やハイキングに適したスポットが点在しています。
多可町でどこに行こうかと調べてみたら、いろんなTVで紹介されている巻き寿司店や、日本の棚田100選に選出されている棚田があるようなので、そのあたりを訪れてみようと思います。
マイスター工房 八千代
まずは巻き寿司で全国区になった「マイスター工房 八千代」さんを訪れたいと思います。
「マイスター工房 八千代」さんの「天船(あまふね)巻き寿司」はいろんなTVで紹介されていて、週末には県外から訪れる人もいるので予約が必須と言われています。
そんな人気のお店ですが、平日ということで予約無しでチャレンジしてみます。

さすがですね。

平日の午前中だったせいか駐車場もガラガラでした。
これなら予約無しでもゲットできそうな気がします。




週末には大行列ができているんでしょうね。




こちらのお店では「天船巻きずし」だけではなくて地元の特産品や日用品も販売しています。
店内の雰囲気を360度写真でも撮ってみました。(人の出入りが多かったので、ちょっと変な写真になってしまいました)
レジにいたお姉さんに「巻き寿司」が欲しいと言ったところ、「予約されてますか?」と聞かれてしまいました。
やっぱり予約無しだと買えないのかとショックを受けていたのですが、「まだ数に余裕があるので予約無しでも買えますよ」とのありがたいお言葉がありました。
ということで、無事「天船巻きずし」を買うことができました。
平日の午前中だからと舐めてましたが、やっぱり予約しておく方がよさそうですね。

家に帰ってからいただきたいと思います。

厚焼き玉子の味付け、甘辛く煮た椎茸、キュウリなどが特徴で、素朴な味ですがとても美味しい巻きずしでした。
また食べたいと思うので、大人気の理由がよくわかりました。
「マイスター工房八千代」に続いては、日本の棚田100選に選出された「岩座神(いさりがみ)の棚田」を訪れたいと思います。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その31:多可町 その2) に続きます)
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