今から30年近く前に北海道のHTBで放送されていた、マニアの間では今でも伝説の番組と言われている「水曜どうでしょう」という番組がありました。
その番組の企画で
「引いたカードに書かれている北海道の市町村を車で訪れて、その市町村のカントリーサイン(市町村の境界を示す看板)を見つけたら、次の行先の市町村をまたカードを引いて決める」
というのを繰り返して2泊3日で全ての市町村の「カントリーサイン」を見て回るという「北海道212市町村カントリーサインの旅」というものがありました。
「水曜どうでしょう」好きの私としては、その企画を見て兵庫県でカントリーサインの旅をやってみようと思い立ったのが今から20年近く前でしたが、当時は時間もあまりなかったこともあって中断していました。
で、夫婦そろって仕事をリタイアして時間ができたので、カントリーサインの旅を再開しようということになり、せっかく時間もあるので、ただカントリーサインだけを見てまわるのはもったいないので、その市町で観光できそうなところがあればそこも訪れる形でやり直すことにしました。
ということで、兵庫県41市町カントリーサインの旅の第31弾です。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その30:多可町 その1) からの続きです)
No.13 多可町
岩座神(いさりがみ)の棚田
岩座神の棚田は、兵庫県多可郡多可町加美区岩座神に位置する、美しい石積みの棚田が広がる山里で、その景観は「日本の棚田百選」にも選ばれていて、日本の原風景を感じることができます。
この棚田は鎌倉時代に築かれたとされている石垣の棚田が特徴で、約350枚の田が斜面に連なっています。



1枚の田んぼの面積はそれほど大きくなくて、高低差があるので農作業は本当に大変でしょうね。










岩座神の棚田の風景を動画でも撮ってみました。
訪れた時期が4月の中頃だったので、まだ田んぼに水が張られていませんでしたが、水が張られた時に訪れたら、さらに美しい眺めだったと思います。
岩座神の棚田で日本の原風景を感じたあとは、近くにある道の駅に寄り道してから温泉に入りに行きたいと思います。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その32:多可町 その3) に続きます)
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