今から30年近く前に北海道のHTBで放送されていた、マニアの間では今でも伝説の番組と言われている「水曜どうでしょう」という番組がありました。
その番組の企画で
「引いたカードに書かれている北海道の市町村を車で訪れて、その市町村のカントリーサイン(市町村の境界を示す看板)を見つけたら、次の行先の市町村をまたカードを引いて決める」
というのを繰り返して2泊3日で全ての市町村の「カントリーサイン」を見て回るという「北海道212市町村カントリーサインの旅」というものがありました。
「水曜どうでしょう」好きの私としては、その企画を見て兵庫県でカントリーサインの旅をやってみようと思い立ったのが今から20年近く前でしたが、当時は時間もあまりなかったこともあって中断していました。
で、夫婦そろって仕事をリタイアして時間ができたので、カントリーサインの旅を再開しようということになり、せっかく時間もあるので、ただカントリーサインだけを見てまわるのはもったいないので、その市町で観光できそうなところがあればそこも訪れる形でやり直すことにしました。
ということで、兵庫県41市町カントリーサインの旅の第34弾です。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その33:三田市 その1) からの続きです)
No.14 三田市
岡村酒造場
「岡村酒造場」さんは、初代・岡村幸平が文久元年(1861年)に醤油醸造を始めたのが起源で、2代目・岡村栄吉が酒造業を継承して明治22年(1889年)に創業した老舗酒蔵になります。
現在は、六代目となる岡村理恵氏が杜氏を務めて、家族経営で酒造りを続けているそうです。
「岡村酒造場」では、約3,000坪の自家田で酒米「五百万石」や「赤米」を栽培し、収穫した米を使用して酒造りを行っています。仕込みには地元の羽束川の伏流水を使用し、自然の恵みを活かした酒造りを実践しているそうで、「千鳥正宗」「三福田」「三田壱」などの銘柄を展開されています。

駐車場の入り口に時計台(というのか?)があります。

真ん中の母屋は茅葺屋根で歴史を感じますね。

この酒蔵がある地区は、茅葺家屋が残る日本古来の風景のあるところだったそうですが、時代とともに姿を消していっているそうで、5代目当主が建て替えられる家の廃材を再利用して完成させたそうです。







今回購入したお酒はこちら。


(最近お酒を買いすぎて冷蔵庫がパンパンなので、こちらは小さなサイズにしました)
三田市の観光は以上となります。
ということで、カントリーサインの旅 14か所目の「三田市」を塗ることができました。

地図に並んでいる順にカードを作成したのですが、うまく混ざってないんですかね・・・
カントリーサインの旅、続いて引いたカードは「宍粟市」でした。
残る市町の数は27です。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その35:宍粟市 その1) に続きます)
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