青森ツアー(2日目・その6:三内丸山遺跡)

旅行・観光

夫婦そろって仕事をリタイアして時間がたっぷりできたので、いままで訪れたことのなかった青森県を2週間かけてガッツリ旅行してきました。
青森ツアーの2日目は天気が雨なので、予定していた奥入瀬渓流は別日に行くことにして、青森市内観光に行きたいと思います。
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」に続いては、世界文化遺産に登録されている「三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)」に向かいます。
青森ツアー(2日目・その5:ねぶたの家 ワ・ラッセ) からの続きです)

「三内丸山遺跡は」青森市にある約5,900~4,200年前の縄文時代前~中期を代表する大規模集落跡で、日本最大級・国の特別史跡です。2021年には「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一部としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。

遺跡全体は「三内丸山遺跡センター」として整備されていて、「遺跡区域(復元集落)」と「縄文時遊館(展示施設)」のエリアで構成されています。

三内丸山遺跡
三内丸山遺跡に到着

まずは遺跡区域(復元集落)に向かいます。

トンネルを抜けた先には
縄文時代の竪穴住居が遠くに見えます。

三内丸山遺跡
環状配石墓
三内丸山遺跡
地面に掘られた穴の周囲に礫を弧状に並べた墓で、約30基見つかっています。

三内丸山遺跡
竪穴建物
三内丸山遺跡
大小さまざまな竪穴建物跡が550以上見つかっています。
三内丸山遺跡

 

三内丸山遺跡
大型竪穴建物跡
三内丸山遺跡
長さ15mある大型の竪穴建物跡で、集落の中心に位置しているそうです。

 

三内丸山遺跡
掘立柱建物
三内丸山遺跡
地面に穴を掘って柱を立てた高床式の建物跡で、遺構中央部分でまとめて見つかったそうです。

 

三内丸山遺跡
北盛土
三内丸山遺跡
たくさんの土器や石器が捨てられたゴミ捨て場です。

 

三内丸山遺跡
大型掘立柱建物
三内丸山遺跡
6本の太い柱で建てられた建物で、三内丸山遺跡のパンフレットの表紙にもなっています。
こちらが出土した建物の跡
1つの穴の大きさは、直径・深さともに約2mとかなり巨大なもので、中に直径約1mのクリの柱が残っていました。

 

三内丸山遺跡
大型竪穴建物
三内丸山遺跡
とても大きいです。
建物の長さは約32m、幅は約10m、床面積は約250㎡もあったそうです。
大型竪穴建物の中に入ることができました。

このあたりで360度写真を撮ってみました。

 

 

三内丸山遺跡
南盛土
三内丸山遺跡
土器や石器、土偶やヒスイの玉などが捨てられて、約1,000年で丘のようになったそうです。
これは発掘時の様子だそうで、地層からいろんなものが飛び出していますね。


続いては、縄文時遊館(展示施設)の常設展示室(さんまるミュージアム)です。

さんまるミュージアムを見に行ってみましょう。
三内丸山遺跡
重要文化財の縄文土器
この目で直接見たのは初めてです。
三内丸山遺跡
重要文化財の縄文土器
土偶
三内丸山遺跡
土偶たち
土偶の大群
縄文土器の大群です。
三内丸山遺跡
縄文土器の移り変わりを説明していました。

青森市にこのような大きな縄文時代の遺跡があるということは、縄文時代は現在より気候が温かかったんでしょうね。
 


三内丸山遺跡HP


このあと、隣にある「青森県立美術館」で「あおもり犬」を見ようと思っていましたが、三内丸山遺跡が想像以上に興味深かくて見学に時間がかかったので、時間切れになってしまいました。
ということで今日の観光は以上として、晩ご飯を食べに行きたいと思います。
青森ツアー(2日目・その7:たる酒と貝焼 六兵衛) に続きます)

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