青森ツアー(4日目・その1:奥入瀬渓流 前編)

旅行・観光

夫婦そろって仕事をリタイアして時間がたっぷりできたので、いままで訪れたことのなかった青森県を2週間かけてガッツリ旅行してきました。
青森ツアーの4日目は、天気が終日「晴」予報なので、このツアーのメインイベントの「奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)」に向かいます。
青森ツアー(3日目・その6:居酒屋ふく郎) からの続きです)

奥入瀬渓流は、青森県・十和田湖東岸の子ノ口(ねのくち)から焼山まで約14kmにわたって続く渓流で、十和田八幡平国立公園の代表的景勝地です。国の特別名勝・天然記念物にも指定され、ミシュラン・グリーンガイドで二つ星評価を獲得するほどの美しさを誇ります。

奥入瀬渓流の魅力は、その清らかな水の流れと手つかずの自然が織りなす様々な表情が特徴です。
「水の芸術」と呼ばれる滝の数々: 渓流沿いには、「銚子大滝(ちょうしおおたき)」をはじめ、「九段の滝」、「阿修羅の流れ」、「雲井の滝」など、大小さまざまな個性豊かな滝や急流が点在しています。それぞれの滝が独自の美しさを見せ、まるで水の芸術作品のようです。特に銚子大滝は、奥入瀬渓流のハイライトの一つで、唯一本流にかかる滝として圧倒的な迫力があります。

苔むした岩と原生林: 渓流沿いには、長い年月をかけて苔むした岩々や、ブナ、カツラ、モミジなどの原生林が広がっています。この豊かな植生が、四季折々に渓流の表情を変え、見る人を飽きさせません。特に新緑の季節や紅葉の季節は、息をのむような美しさです。

そんな自然の魅力が満載の奥入瀬渓流を今回は以下のようなコース、距離にして約11kmほどを徒歩で散策します。

車で十和田湖畔の「子ノ口」まで行く
 ↓(JRバス東北で移動)
「石ヶ戸(いしげど)休憩所」
 ↓(徒歩で北上)
「三乱(さみだれ)の流れ」

 ↓(徒歩で来た道を引き返しながら南下)
石ヶ戸
 ↓
阿修羅の流れ
 ↓
雲井の滝
 ↓
白布の滝
 ↓
銚子大滝
 ↓
十和田湖畔の「子ノ口」

この「前編」では青文字の部分を歩きます。
 

子ノ口(JRバス東北)~石ヶ戸休憩所

ホテルから車で子ノ口まできて(車は子ノ口駐車場に停めておきます)、そこからJRバス東北で「石ヶ戸休憩所」に向かいます。

十和田湖
子ノ口から見た十和田湖
よく晴れていい気持です。
JRバス東北 子ノ口駅
バス乗り場兼おみやげ売り場
8:15発の「みずうみ81号」に乗ります。
定刻通りバスがやってきて、いよいよ出発です。
車窓を奥入瀬渓流の新緑が流れていきます。
子ノ口から15分ほどで、奥入瀬渓流散策のスタート地点「石ヶ戸」に着きました。
JRバス東北 みずうみ号
石ヶ戸休憩所に到着

 

奥入瀬渓流 石ヶ戸休憩所~三乱の流れ

いよいよ奥入瀬渓流の散策スタートです。
まずは石ヶ戸休憩所から北に向かって三乱の流れを目指します。

奥入瀬渓流 石ヶ戸休憩所
石ヶ戸休憩所から階段を下りて、奥入瀬渓流の遊歩道を歩きます。
シダが生い茂っている原生林の中を歩いていきます。
シダと原生林
シダたち
奥入瀬渓流
原生林の中を流れる奥入瀬川
奥入瀬渓流
新緑が綺麗です。

 

「石ヶ戸休憩所」から700mほど歩いて「三乱の流れ」に到着。
奥入瀬渓流 三乱の流れ
ツツジが咲いていて、緑とオレンジのコントラストが綺麗です。
奥入瀬渓流 三乱の流れ
奥入瀬渓流 三乱の流れ
奥入瀬渓流 三乱の流れ
とてもいい眺め。


ここからは来た道を引き返して、石ヶ戸休憩所を通過して十和田湖畔の子ノ口まで、およそ10kmほどを歩きます。
青森ツアー(4日目・その2:奥入瀬渓流 中編) に続きます)
 


十和田湖・奥入瀬渓流(十和田湖国立公園協会)

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