夫婦そろって仕事をリタイアして時間がたっぷりできたので、いままで訪れたことのなかった青森県を2週間かけてガッツリ旅行してきました。
青森ツアーの6日目はぐずついた天気の中、青森市から下北半島のむつ市に移動しながら観光します。
今日訪れる1か所目は、青森ツアー1日目に訪れた観光物産館アスパムでもらったパンフレットに載っていた「昭和大仏」がある「青龍寺」です。
(青森ツアー(5日目・その6:旬肴 ひでか) からの続きです)
青森県青森市にある「昭和大仏」は、正式名称を全仏山 青龍寺(ぜんぶつざん せいりゅうじ)というお寺に鎮座する大日如来像です。その巨大な像と周辺の美しい伽藍が特徴で、多くの参拝客が訪れます。
巨大な像といえば、以前に訪れた福井県にある「越前大仏」が座像で一番大きいと思っていたのですが、正確には「屋内にある座像」として一番大きいのであって(全高17m)、「座像」としてはこの「昭和大仏」が全高21.35mなので国内で最大っぽいですね。

立派な山門ですね。


まずは「金堂」で参拝します。






横を向いている仏像は見たことがありませんでしたが、京都永観堂のご本尊、国宝「みかえり阿弥陀」を模刻した像だそうです。
ちなみにこれは横を向いているのではなくて、「後ろを振り返って人々を阿弥陀浄土へ導こうとしている姿」だそうです。
続いては五重塔を見に行きます。
青龍寺の五重塔は高さが39.35mあって、木造五重塔としては京都の東寺、奈良の興福寺、香川の善通寺に次いで日本第4位の高さを誇るそうです。


この眺めを動画でも撮ってみました。


五重塔に続いては、座像で国内一大きいと言われている「昭和大仏」を見に行きます。

最近自分でもボケたなぁと思うことが多いので、これから先ボケがひどくならないようにお祈りしておきました。




昭和大仏は台座の部分が中に入れるようになっていて、胎内巡りができます。
そこには地獄極楽図(なかなかインパクトのある絵でした)や、十二支一代守り本尊(自分の干支によって生涯ご縁の深い仏様が定められているそうです)が並んでいます。



中央の池が四国を表していて、その周囲は八十八の足形で囲まれています。一つ一つの足形には、四国八十八ヶ所霊場各札所から戴いてきた聖砂が納められているそうです。

昭和大仏を見たあとは、青森の温泉地として有名な「浅虫温泉」で日帰り入浴をしたいと思います。
(青森ツアー(6日目・その2:浅虫温泉) に続きます)


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