夫婦そろって仕事をリタイアして時間がたっぷりできたので、いままで訪れたことのなかった青森県を2週間かけてガッツリ旅行してきました。
青森ツアーの9日目は昨日に続いて終日晴の予報で、「八戸市」で観光をしてから青森県を斜めに横断しながら「五所川原市」に向かいます。
本日3か所目の観光は、十和田市にある秘湯「谷地温泉(やちおんせん)」です。
(青森ツアー(9日目・その3:葦毛崎展望台)からの続きです)
谷地温泉は、青森県十和田市に位置する開湯400年以上の歴史を持つ温泉宿で、十和田八幡平国立公園内にありブナ原生林に囲まれた独特の雰囲気と泉質から、日本三大秘湯の一つに数えられることもあります。
谷地温泉最大の魅力は、浴槽の底から直接新鮮な源泉が湧き出す「足元湧出湯」であることです。空気に触れることなく湧き出るため、非常に新鮮で質の高い温泉を体験できます。
浴室には2つの浴槽があって、泉質はどちらも同じ単純硫化水素泉ですが、源泉は別々になっています。
1つ目は「下の湯(しものゆ)」で、浴槽の真下から源泉が湧いていて無色透明の湯、温度は少し低めの38℃で霊泉と呼ばれていて、じっくり入ることができるので体がよく温まります。
2つ目は「上の湯(かみのゆ)」で、こちらも源泉かけ流しで硫黄の湯花で白濁した湯、温度は少し熱めの42℃で熱湯と呼ばれていています。




ご主人はお話好きで、風呂上りには谷地温泉に関することを色々とお話してくれました。







脱衣所にロッカーはないので、貴重品はコインロッカーに預けていきましょう。



扉を抜けた先に




浴室は昔ながらの造りで湯治場という雰囲気でした。
シャワーはありませんが、シャンプー・ボディーソープが備え付けられています。
温泉は、入り方に書いてあった通り、下の湯にじっくり入ってから上の湯に入いりましたが、とても気持ち良かったです。
ただこの日はテレビの撮影が入っていたので、上の湯、下の湯を自由に行ったり来たりというのがちょっとやりにくかったですね。(下の湯に浸かっていて、あまりの気持ちよさに惚けている顔を撮られたような気がしなくもないですが・・・)
まぁ、とにかくとても気持ちがいい温泉でした。
このあとは、天気がいいので前回・前々回とちょっと曇っていて八甲田連峰が完全には見えなかった「睡蓮沼」にリベンジしにいきたいと思います。

たぶんご主人が言っていた谷地温泉に住み込みで働いているネコだと思います。
(青森ツアー(9日目・その5:5/28の睡蓮沼)に続きます)


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