夫婦そろって仕事をリタイアして時間がたっぷりできたので、いままで訪れたことのなかった青森県を2週間かけてガッツリ旅行してきました。
青森ツアーの10日目は「エルムの湯」の温泉とサウナでさっぱりしたので、今日の目的地の龍飛崎に向かいますが、その途中にある十三湖(じゅうさんこ)に少し寄り道します。
(青森ツアー(10日目・その1:エルムの湯)からの続きです)
十三湖は、青森県津軽半島北西部に位置する日本有数の汽水湖(きすいこ)で、海水と白神山地を源にする岩木川の水が流れ込んで混じり合う独特の環境が、豊かな生態系を育んでいます。
そんな環境によって、十三湖はヤマトシジミの日本有数の産地になっていて、宍道湖(島根県)、小川原湖(青森県)と並び称されるほど質の高いシジミが採れるそうです。
また、中世(鎌倉時代から室町時代)には、この湖のほとりに「十三湊(とさみなと)」と呼ばれる大規模な港湾都市が栄え、津軽地方の有力豪族である安東氏(安藤氏)の拠点として日本海沿岸の交易の中心地として栄華を極めたそうです。
道の駅 十三湖高原
道の駅十三湖高原は「トーサムタワー」という展望台があって、そこから十三湖畔の高原地帯や岩木山を眺めることができます。


滑り台もありますね。
それではトーサムタワーに上ってみましょう。

そして最上階からの眺めがこちら。



さらに動画でも撮ってみました。
よく晴れて、遠くまで見渡すことができるいい眺めでした。
中島遊歩道橋
続いては、道の駅から車ですぐの場所にある「中島遊歩道橋」から十三湖を眺めてみたいと思います。

中島から奈良時代の遺跡が見つかっているようで資料館もあるようですが、ちょっと時間がないので見に行くのは諦めます。



右手にある橋の先が日本海になります。
そして正面には岩木山が見えています。

中島遊歩道橋からの360度の眺めを動画で撮ってみました。
このあとは、国道399号線(竜泊ライン)を北上して龍飛崎に向かいます。
(青森ツアー(10日目・その3:坂本台)に続きます)


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