夫婦そろって仕事をリタイアして時間がたっぷりできたので、いままで訪れたことのなかった青森県を2週間かけてガッツリ旅行してきました。
青森ツアー12日目は久しぶりに雨予報なので、予定を変更して「源泉かけ流し温泉巡り」をしたいと思います。
ということで、秘湯「猿倉温泉」に続いて訪れるのは「黒石温泉郷」にある「温湯温泉(ぬるゆおんせん)」の共同浴場「鶴の湯」です。
(青森ツアー(12日目・その1:猿倉温泉)からの続きです)
城ヶ倉大橋
今回の青森ツアーでは何度も八甲田山周辺を行ったり来たりしているので、城ヶ倉大橋を走るのも何度目でしょうか。
今日は城ヶ倉大橋を往復して、助手席側の窓から見た眺めを動画で撮ってみました。
ただしっかり曇っているので、眺めはいまいちでした・・・
温湯温泉共同浴場
「温湯温泉」は青森県黒石市にある黒石温泉郷の1つで最も古く、湯治場として栄えてきた歴史ある温泉地です。特に共同浴場を中心に栄える昔ながらの温泉文化と、独特の「客舎」と呼ばれる宿泊形態が特徴です。
温湯温泉の歴史は伝説によると、400年以上前に、浅瀬石川(あせいしがわ)の川辺に舞い降りた傷ついた一羽の鶴が湯浴みを続け、7日後に回復して飛び去ったことから、村人が不思議に思い近づいてみると源泉が湧き出ているのを発見したと伝えられています。
以来「鶴泉(つるいずみ)」や「鶴羽立(つるはだち)」などと称され、湯治客で賑わうようになったそうです。
「温湯」の地名は天正19年(1591年)に浴舎が作られてから繁盛し、寛永年間(1624-1644年)には、公家である花山院忠長(かざんいんただなが)が入湯し、その湯の効能と温もりが長く保たれる特徴から「温湯」という地名が生まれたとされています。
ちなみに、ここの源泉の温度は約52〜60℃とかなりの「熱湯」みたいです。



客舎は、温泉地にある宿泊施設の一種で、自館内にお風呂(内湯)を持たず宿泊客が共同浴場(外湯)を利用するタイプの宿を指します。
日本の温泉地、特に昔ながらの湯治場で多く見られた伝統的な宿泊形態で、現在では数がかなり減っているようですが、ここ温湯温泉ではまだ何軒か営業している客舎があります。



では共同浴場に行きましょう。

外観はかなり綺麗ですね。





源泉かけ流し温泉で¥300は安いですが、町民なら¥100なんですね。

受付のお兄さんはずっとTVを見ながらニコニコしていました(笑)

真ん中にこけしが並んでますね。



温泉の泉質はナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性)で、風呂上りは肌がツルツル・スベスベになっていました。
いいお湯でした!!
温湯温泉に続いては、弘前市に戻って「白馬龍神温泉」に向かいます。
(青森ツアー(12日目・その3:白馬龍神温泉)に続きます)


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