今から30年近く前に北海道のHTBで放送されていた、マニアの間では今でも伝説の番組と言われている「水曜どうでしょう」という番組がありました。
その番組の企画で
「引いたカードに書かれている北海道の市町村を車で訪れて、その市町村のカントリーサイン(市町村の境界を示す看板)を見つけたら、次の行先の市町村をまたカードを引いて決める」
というのを繰り返して2泊3日で全ての市町村の「カントリーサイン」を見て回るという「北海道212市町村カントリーサインの旅」というものがありました。
「水曜どうでしょう」好きの私としては、その企画を見て兵庫県でカントリーサインの旅をやってみようと思い立ったのが今から20年近く前でしたが、当時は時間もあまりなかったこともあって中断していました。
で、夫婦そろって仕事をリタイアして時間ができたので、カントリーサインの旅を再開しようということになり、せっかく時間もあるので、ただカントリーサインだけを見てまわるのはもったいないので、その市町で観光できそうなところがあればそこも訪れる形でやり直すことにしました。
ということで、兵庫県41市町カントリーサインの旅の第43弾です。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その42:養父市 その1)からの続きです)
No.16 養父市
養父神社に続いて訪れたのは、養父市内に2軒ある酒蔵です。
八鹿酒造
最初に訪れたのは「八鹿酒造」で、兵庫県養父(やぶ)市八鹿町の自然が豊かな里山地域に位置する安政5年(1858年)創業の老舗酒蔵です。先代の社長が醸造部門を休止したそうなのですが、現在の社長の水垣氏が「地域の里山風景と酒造りを結びつけたい」との想いで復興させたそうです。
この酒蔵が使用する酒米は主に地元で”秀明自然農法”(農薬や化学肥料を使わずに、落葉・枯草の堆肥と自家採種した種子を用いる農法だそうです)で栽培された「山田錦」を使用しているそうです。

看板の下に「営業中」の札がでてますね。
車は道端の広くなっている場所に停めたのですが、蔵の前まで行っていいみたいですね。



冷蔵庫には生酒などが冷えています。
こちらが八鹿酒造で購入したお酒たち。


どんな味や香りがするのか、飲むのが楽しみです!
銀海酒造
八鹿酒造に続いて訪れたのは、かなり規模が小さな酒蔵の「銀海酒造」です。
八鹿酒造の方に聞いたところ、この時期はお店を開けていないと思うとのことでしたが、やっぱり閉まっていました。
仕方がないので蔵の雰囲気だけでも見に行くことにしました。




ということで蔵の外観をちょっと見ただけで書くことが無いので、AIに銀海酒造の紹介文を作ってもらいました。
-----ここから-----
兵庫県養父市関宮の静かな山あいに蔵を構える銀海酒造有限会社は、明治30年(1897年)創業の小規模な酒蔵です。創業以来120年以上にわたり、地元・但馬の豊かな自然とともに、伝統の手造りによる酒造りを続けています。
蔵の周囲は、氷ノ山・蘇武岳・扇ノ山といった山々に囲まれ、豊富な湧水に恵まれた地域です。仕込みに使用する水は、但馬でも特に軟らかいと評される“超軟水”。このやわらかな水質が、銀海の酒にやさしい口当たりと奥深い旨みをもたらしています。
主な銘柄は、蔵名を冠した「銀海」。純米大吟醸や特別純米酒など、米の旨味を生かした品ぞろえが揃い、丁寧な造りによるまろやかで上品な味わいが特徴です。また、キレのある辛口で人気の「月天(げってん)」シリーズも展開しており、地元でも長く親しまれています。
酒造りには、地元・但馬産の酒米を中心に使用し、麹づくりから仕込み、搾りに至るまで、蔵人の手で一つひとつ丹念に行われます。小さな蔵だからこそできる“人の手による細やかな管理”が、香り高く、味わい深い日本酒を生み出しています。
銀海酒造の酒は、淡麗ながらもやさしい甘みと程よい酸味をあわせ持ち、口中で広がる旨みと透明感のある後味が魅力。料理を引き立てる食中酒としても高く評価されています。
-----ここまで-----
近くに道の駅があるので、帰りにでも寄り道して銀海酒造のお酒が売っていないか見てみたいと思います。
養父市の酒蔵巡りに続いてはハチ高原に向かいますが、その途中にある「別宮の棚田」に寄り道してみたいと思います。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その44:養父市 その3)に続きます)

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