今から30年近く前に北海道のHTBで放送されていた、マニアの間では今でも伝説の番組と言われている「水曜どうでしょう」という番組がありました。
その番組の企画で
「引いたカードに書かれている北海道の市町村を車で訪れて、その市町村のカントリーサイン(市町村の境界を示す看板)を見つけたら、次の行先の市町村をまたカードを引いて決める」
というのを繰り返して2泊3日で全ての市町村の「カントリーサイン」を見て回るという「北海道212市町村カントリーサインの旅」というものがありました。
「水曜どうでしょう」好きの私としては、その企画を見て兵庫県でカントリーサインの旅をやってみようと思い立ったのが今から20年近く前でしたが、当時は時間もあまりなかったこともあって中断していました。
で、夫婦そろって仕事をリタイアして時間ができたので、カントリーサインの旅を再開しようということになり、せっかく時間もあるので、ただカントリーサインだけを見てまわるのはもったいないので、その市町で観光できそうなところがあればそこも訪れる形でやり直すことにしました。
ということで、兵庫県41市町カントリーサインの旅の第57弾です。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その56:川西市 後編)からの続きです)
No.20 伊丹市
カントリーサインの旅で20番目に引いたカードは「伊丹市」でした。

兵庫県南東部に位置する伊丹市は、江戸時代に「伊丹諸白(いたみもろはく)」としてその名を轟かせた日本清酒発祥の地です。中心市街地には日本最古の酒蔵遺構(旧岡田家住宅)や、白壁の酒蔵が並ぶ「酒蔵通り」があったり、旧西国街道(きゅうさいごくかいどう)や旧大坂道などの古い街道沿いには当時の風情を色濃く残している街並みや文化財が残っています。
その一方で、市の東部には大阪国際空港が広がり、日本屈指の飛行機鑑賞スポット「伊丹スカイパーク」や「千里川土手」では、日常では味わえない大迫力の離着陸を体感できます。
そんな伊丹市は歴史と文化、暮らしやすさがバランスよく息づく親しみやすい都市です。
ということで、伊丹市では「酒蔵通り」で酒蔵巡りと、飛行機好きなので大阪国際空港周辺をウロウロしてみようと思います。
伊丹老松酒造
伊丹老松酒造は、元禄10年(1697年)創業という、300年以上の歴史を誇る老舗蔵元です。江戸時代、伊丹の酒は「伊丹諸白(いたみもろはく)」として将軍家へも献上され、江戸の街で最高級品として愛されてきました。
同蔵は、その輝かしい歴史を継承しながら現代の嗜好に合わせた酒造りに挑み続けていて、醸される酒はしっかりとした旨味がありながら、後味のキレが良いのが特徴です。かつての武士や商人が愛したであろう、力強くも気品のある味わいを今に伝えています。

専用駐車場はありませんので、公共交通機関を利用するか、周辺のパーキングを利用することになります。

「御免酒」とは、江戸時代に幕府から特別な許可を得て「官用酒」として納められた格式の高い日本酒のことで、新酒が江戸積されて幕府に納入が終わるまでは他の酒は一滴たりとも町中に販売ができなかったそうです。
「老松」はその御免酒の中でも最も格式が高く、 宮中奉納酒や又将軍の御膳酒として特に有名だったそうです。


仕込みにも使っている水なのに、ちょっと納得いかないですね。







そしてお土産で買ったお酒たちがこちら。



ちなみに「守口大根」は長さ1メートル以上(長いものでは2メートル近く)の世界一長い大根で漬物用です。
昔は大阪府の守口市周辺で栽培されていたのですが、栽培していた畑が宅地化していき収穫量が激減したため、今では愛知県・岐阜県の木曽川沿いで採れるものがほとんどとなっています。
伊丹老松酒造で美味しそうなお酒を買えたので、ここからすぐ近くにあるもう1つの酒蔵(の直売所)に向かいます。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その58:伊丹市 その2)に続きます)


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