2025/9/20~2026/2/1の期間、神戸市立博物館で開催されている「大ゴッホ展 “夜のカフェテラス”」を観に行ったついでに、同じく神戸市立博物館のコレクション展示室の常設展示を見てきました。
(大ゴッホ展 “夜のカフェテラス” @神戸市立博物館 からの続きです)
コレクション展示室では、国宝「桜ヶ丘銅鐸・銅戈(どうか)」、重要文化財「聖フランシスコ・ザビエル像」、「唐絵目利(からえめきき)の絵画/北斎と広重」という3タイトルに分かれて展示されていました。

国宝「桜ヶ丘銅鐸・銅戈」
「桜ヶ丘銅鐸・銅戈群」は、3個の流水文銅鐸と11個の袈裟襷文銅鐸とともに、「大阪湾型」と呼ばれる銅戈7点からなります。銅鐸は弥生時代の農耕に関するマツリに使用されたと考えられています。









聖フランシスコ・ザビエル像
ザビエルは1622年に聖人に列せられ、その知らせは日本のキリシタンの間にも伝わり、ここに展示されている「聖フランシスコ・ザビエル像」が描かれたと推測されています。
この像はその後、摂津の千提寺地区で密かに伝来して、やがて神戸にもたらされたそうです。

見たことがある絵ですね。

唐絵(からえ)目利の絵画
江戸時代に諸外国との交易の窓口であった長崎には「目利」と呼ばれる人々が貿易に携わっていました。目利の仕事は輸入された様々な品物を鑑定し、その価格を判断することであり、高度な専門性と見識が必要とされました。その目利のうち絵画を専門に扱ったのが「唐絵目利」です。
唐絵目利は中国絵画を主とする輸入絵画の価格評価に深く携わる一方で、交易品や諸外国の文化・風俗の記録を行うための絵師としての技量が求められました。ここでは対外貿易の最先端にあった彼らの作品が展示されていました。


長崎唐館交易図巻を右側からアップで撮ってみました。







北斎と広重
葛飾北斎(1760~1849)と歌川広重(1797~1858)は、江戸時代後期の浮世絵を代表する絵師ですが、従来の西洋絵画には見られない意表をついた構図と清新な色彩感覚により、特に1880年代のパリで広く愛好されるようになりました。ファン・ゴッホもその作品を敬愛し、特別展に展示中の”夜のカフェテラス”にも、歌川広重の浮世絵版画からの影響が指摘されています。
葛飾北斎の作品










歌川広重の作品




ゴッホと弟のテオは浮世絵を収集しており、「猿わか町夜の景」も彼らのコレクション中の一枚でした。
展覧会のサブタイトルになっている「夜のカフェテラス」の構図は、この「猿わか町よるの景」の影響を受けたとも言われているそうです。


夜の神戸市立博物館
美術三昧の一日を終えて神戸市立博物館を出てみると、すっかり日が暮れていて建物がライトアップされていたので、写真を撮ってみました。




ライトアップされた神戸市立博物館を動画でも撮ってみました。
せっかく三宮に出てきているので、ちょっと飲んでから帰りたいと思います。
(三宮でガッツリ立ち飲み に続きます)


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