夫婦そろって仕事をリタイアして時間がたっぷりできたので、いままで訪れたことのなかった青森県を2週間かけてガッツリ旅行してきました。
青森ツアーの8日目は久しぶりの終日晴の予報で、下北半島で予定している「霊場恐山」と「尻屋崎灯台」を観光してから「八戸市」に向かいます。
昨日訪れた「斗南温泉 美人の湯」の温泉がとてもよかったので、今日も朝風呂をしてから「霊場恐山」に向かいます。
(青森ツアー(7日目・その7:居酒屋 祭)からの続きです)
霊場恐山(れいじょう おそれざん)は、青森県下北半島の中心に位置する日本有数の霊場で、古くから「死者の魂が集まる場所」として知られています。天台宗の寺院「恐山菩提寺(おそれざんぼだいじ)」を中心に、火山活動による荒涼とした景観と神秘的な雰囲気が広がる特別な霊的空間です。
恐山菩提寺には延命地蔵菩薩が祀られ、地蔵信仰が深く根づいています。境内には無数の地蔵や風車、卒塔婆が並び、死者の供養の場として訪れる人が絶えません。
また、境内には霊場内に湧く天然温泉があって参拝者は無料で利用できます。(かけ湯して温泉に浸かるだけで体を洗うことはできません)

霊場恐山の手前で「宇曽利山湖」(霊場恐山の極楽浜がある湖)がよく見える場所があったので、写真を撮ってみました。
このあたりは硫黄臭がかなりきつくて、硫黄ガスが発生して危険という立て看板もあったので、早々に退散しました。



右奥に見えているのが「霊場恐山」です。
さっきの場所から200mほどの場所に、三途の川が流れています。

左側には「奪衣婆(だつえば)」と「懸衣翁(けんえおう)」の像があります。


「奪衣婆」と「懸衣翁」は、日本や中国の民間信仰や仏教系の地獄観に登場する冥界の存在で、死後の世界において亡者の衣服を扱う二神です。
「奪衣婆」は、死者が三途の川を渡る際に衣服をはぎ取る老婆の姿をした鬼神です。亡者の生前の罪業を測るために、その衣を懸衣翁に手渡すとされています。
「懸衣翁」は、奪衣婆がはぎ取った衣を、三途の川の衣領樹(ころもぎ)という木に掛けて、その重さによって亡者の罪の重さを量るとされる老人の姿の神です。
この二神は、人が死後に善悪を裁かれることを象徴しており、生前の行いや罪に対する報いの観念が強く表れています。特に衣服という人の「外面」や「名誉」「地位」などをはぎ取る行為は、死によってすべての仮面が剥がされ、真の姿が露わになるという教訓的な意味合いも持っています。
まずは恐山菩提寺にお参りします。




総門をくぐって先に進みます。

イタコさんは普段はここにおらず、夏と秋の例大祭の期間だけこちらに来て口寄せが行われるそうです。

恐山菩提寺の本尊、釈迦牟尼仏が祀られています。



山門の手前で360度写真を撮ってみました。


参拝の前に温泉で体を清めます。


誰もいなかったので、写真を撮らせてもらいました。

泉質は「酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ,Ⅲ)-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉」で源泉の温度は74℃(ゆで卵ができますね)、pH値は1.9とかなりの酸性です。

長時間入ると硫化水素にやられそうですね。

温泉から上がっても体を流すお湯などはないので、このあと体や着ている服から硫黄の臭いが結構していました。

古滝の湯は、今日は女湯になっていたので入れませんでした。
妻は女湯に入っていたので、その写真です。






おっさんのお尻は見られてもどうってことはありませんが、女湯には目隠しが欲しいところですよね。


こちらの泉質は「酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ,Ⅲ)-ナトリウム-塩化物泉」で源泉の温度は51.7℃、pH値は2.16でなかなかの酸性です。



お風呂を上がって参拝の続きです。





この像は、恐山菩提寺を開山した慈覚大師が彫刻したそうです。

青森ツアー(8日目・その2:霊場恐山 後編)に続きます。


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