今から30年近く前に北海道のHTBで放送されていた、マニアの間では今でも伝説の番組と言われている「水曜どうでしょう」という番組がありました。
その番組の企画で
「引いたカードに書かれている北海道の市町村を車で訪れて、その市町村のカントリーサイン(市町村の境界を示す看板)を見つけたら、次の行先の市町村をまたカードを引いて決める」
というのを繰り返して2泊3日で全ての市町村の「カントリーサイン」を見て回るという「北海道212市町村カントリーサインの旅」というものがありました。
「水曜どうでしょう」好きの私としては、その企画を見て兵庫県でカントリーサインの旅をやってみようと思い立ったのが今から20年近く前でしたが、当時は時間もあまりなかったこともあって中断していました。
で、夫婦そろって仕事をリタイアして時間ができたので、カントリーサインの旅を再開しようということになり、せっかく時間もあるので、ただカントリーサインだけを見てまわるのはもったいないので、その市町で観光できそうなところがあればそこも訪れる形でやり直すことにしました。
ということで、兵庫県41市町カントリーサインの旅の第24弾です。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その23:あわじ市 その8) からの続きです)
No.12 たつの市
カントリーサインの旅で12番目に引いたカードは「たつの市」でした。

たつの市は、兵庫県南西部に位置する人口約7万人の市で、龍野城を中心とした古い街並みが残っていることから「播磨の小京都」とも呼ばれています。温暖な気候と揖保川の豊かな水に恵まれていることから、醤油やそうめんなどの特産品があります。
ということで、たつの市での観光は「龍野城」周辺と、ちょうど梅の季節なので梅の見物に行きたいと思います。
綾部山梅林
まずはたつの市の南部にある「綾部山梅林」に梅を見に行きたいと思います。
綾部山梅林は24ヘクタールの面積がある綾部山に広がる梅林で、梅はもちろんですが瀬戸内海を見渡すことができて、敷地内に多くの古墳もあるそうです。

駐車場の入り口ではちょっと怪しげな案山子たちがお出迎えしています。



このあたりは綺麗に梅が咲いていました。

現在地から反時計回りに「絶景地」→「絶景地」→「左の方にある売店周辺」の順に歩いてみたいと思います。

姫路市のあたりまで見えていそうです。

遠くに瀬戸内海に浮かぶ島々が見えます。


紅白の梅が咲いていますね。






さらに街の眺めが遠くになりました。








このあたりを動画でも撮ってみました。



綾部山梅林の観光は以上となります。
今年の冬は寒かったせいか梅の開花が遅れていて、普段なら満開になっている時期だそうですが、まだまだ5~6分咲きといった雰囲気でした。
綾部山梅林に続いては、近くの海岸に出てみたいと思います。
(兵庫県41市町 カントリーサインの旅(その25:たつの市 その2) に続きます)
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